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会社を買った後の人の採用がとても難易度高く事業継続、成長の肝となる


スモールM&Aで承継型起業を考えている人が、大手企業など出身の場合や、中小企業の実態をあまりわかっていない人の場合だと、会社を買った後の中小企業の実態で悪いズレが起きてしまいますので、ここでは中小企業の実態の中で、人の採用がとても難しく、事業継続上の肝になることを分かりやすくご説明します。
 

中小企業を経営している人であれば採用活動をしていれば現在の採用環境の難しさなど一定の理解はあると思います。現役の経営者であっても業種によって全く採用難易度も変わりますが。
 
承継型起業で今回はじめて経営者になる人が気を付けないといけないことが、採用が1つ大きくあります。
 
人が必要な業種であれば、定期的に人の採用が必要になることがあります。その採用の難易度を織り込んでスモールM&Aができている人はとても少ないと思います。
 
業種、地域によっては本当に採用ができない、どんなに努力、工夫をしても大苦戦することがあります。
 
大きな構造でいえばそもそも人口が減っているわけなので、ほぼの業種、地域においては採用は時間を経るごとに難しさを増していきますし、人を採用するためにかかる経済コストは上がっていく一方です。
 
そのため、スモールM&A、承継型起業をする際には、人の持続性という観点、採用のしやすさなど、人の担保はしっかりと織り込んで考えなくては、会社を買った後で、大きなボトルネックとなって失敗してしまう原因になりえますのでとても注意が必要です。
 

Tags: 事業承継
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