
スモールM&A、承継型起業をしようと思っている人が、スモールM&A、承継型起業を成功させるためには、いかに会社を安く買うことができるか?という点があります。
買い手からすると、会社を買うことがある意味で仕入になります。この仕入を間違えないでできればスモールM&A、承継型起業はうまくいく確率が一気に上がります。
売上、利益ともにしっかりと出ていて将来性などもあるという会社が仮にあったとしたら、この会社をほしい人はたくさんいるわけです。ただ、状態がとても良い会社なわけなので、価格も高くなります。仮にですが、状態がとても良いと思って、高値で買った会社が、1,2年して売上、利益が急減したらどうでしょうか?買値が高い分、買値を回収するために5年などの時間軸で計画を立てていたらどうでしょうか。買値が高くなることは1つのリスクになるということを買い手はしっかりと理解をしておきましょう。
状態が良い会社は皆がいいなと思うので、人気で、価格も高くなるわけでした。そのような状態の良い会社を狙うももちろん1つの考えです。別の考えとしては、人気がない会社を狙うということがあります。人気がありませんので、この会社の価格は安いわけです。人気がないにはもちろん様々な理由があり、会社上の課題、弱みがあるということとイコールです。ただ、貴方のアイデア、強みなどで、この会社上の課題、弱みを解決できるとすれば、買値が安いということは、スモールM&A、承継型起業においてはとても大切な成功ポイントですので、課題、弱みを引き受けられるのであれば一気にチャンスとなるわけです。