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経営者が自宅兼だから成立している会社でないか注意


スモールM&A、承継型起業で会社を買う場合に、買う会社が黒字か赤字、利益が出ているのかということはとても大切です。現在やっている経営者が生活できているのかということもです。そのため会社の現在の経費をよくよく確認することになります。

その際に、結構あることなのですが、経営者の自宅兼事務所になっていたり、自宅兼店舗になっていることがあります。自宅兼〇〇のため、会社、経営者はコストを減らすことができていたので、何とか赤字にならないで済んでいたとか、辛うじて黒字だったということがしばしばあります。

経営者の自宅兼〇〇以外にも、本来、会社の経費に計上するべき経費をお金がなかったのでとか、赤字にしたくなかったのでということで経費に計上していなかったということもよくあります。

会社を買う場合には、実態をとにかく完璧に把握する必要が欠かせません。

会社を経営したことがない人だと、なかなか見つけられないこともあるため、スモールM&A、承継型起業で実際に会社を買う場合のDDやWチェックの意味合いで解像度高く、買い手が負けない、買い手が損をしないようなモノの見方ができる人に相談しつつ進めるべきです。

Tags: 事業承継
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