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サラリーマンがスモールM&A、承継型起業で経営者になる面白み

サラリーマンの役割と経営者の役割はやはり違います。サラリーマンの人がスモールM&Aで承継型起業をして経営者になる面白みをここではご説明します。


1️⃣ 経営者になりたいという自己実現、達成感

· 経営者としての裁量:サラリーマン時代は上司や会社の方針に従う必要がありましたが、経営者になると自分の意思で経営戦略や事業方針を決定できます。自分で考えた、新しいアイデアを実行に移す自由度が一気に高まります。


· 自らの意思が事業の成長に直結:自分の考えた施策が売上や利益に直結するため、努力が成果に反映されやすく、やりがいが感じられます。本当に自分次第で結果の様々な変化が出るため面白くもあり、厳しさを感じる部分でもあります。


· 挑戦と成長の機会:経営を通じて、マーケティング、財務、人事など多様なスキルが身につきます。サラリーマン時代では得られなかった「総合力の成長」を実感できます。中小企業の経営においては、経営者は全ての領域に対して大小はあるにしても分かっていることが必要になるため守備範囲が一気に拡がることになります。


2️⃣ 経済的なリターン

· 報酬の上限がない:サラリーマンは給料が固定的な一方、経営者は利益次第で報酬が大幅に増える可能性があります。あまり考えにはないかもしれませんが、株式、事業などを売却時のキャピタルゲイン(売却益)も期待できます。


· 資産を構築できる:買収した会社は不動産や機械設備、ブランド、人材などの資産を含むものであり、それが将来的な「資産価値の向上」にもつながります。会社を徐々に成長させることができると、その成長そのものが資産となっているイメージです。


3️⃣ 社会的な地位の向上と人脈の拡大

· 「社長」や「オーナー」の肩書き:経営者になると、単純に社長などの肩書となり社長になりたいという人は多いと思いますが、1つの夢が叶います。多少は社会的な地位や信頼が向上します。もちろんこれに惑わされてはいけませんし、錯覚であることもしばしばあります。


· 地域社会への貢献:地元の中小企業を再生したり、雇用を守るといった社会貢献も果たせます。新聞やメディアの取材を受ける機会も増える可能性があります。


· ビジネスの幅が広がる:これまでの業界や職種を超えて、異業種での事業運営が可能になります。その結果、キャリアの可能性が広がります。


4️⃣ 日常の「非日常化」

· 日々がドラマのような体験:サラリーマン時代も楽しかったかもしれませんが、経営者になってからの日々は、日々の経営判断がドラマのような体験をもたらします。例えば、「新商品を出すか?」「大きな取引先との交渉はどうするか?」といったスリリングな体験が続くのと、ワクワク、ドキドキの日々を過ごせると思います。


· 変化を楽しめる:経営は想定外のトラブルやビジネスチャンスの連続です。サラリーマンのような「毎日同じ仕事をこなす」生活ではなく、「今日は何が起こるのか?」というワクワク感があります。変化が苦手な人は経営者には向かない部分でもあります。


· 自由なライフスタイル:経営者は働く時間や場所をある程度コントロールできます。平日の昼間に趣味の時間を作ったり、ワーケーションをするなど、サラリーマン時代にはできなかった生活が可能です。経営者は責任と自由がまさにセットになっているので自分次第ということで自由も大きくなります。

Tags: 事業承継
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