
スモールM&Aで承継型起業を考えている人が、大手企業など出身の場合や、中小企業の実態をあまりわかっていない人の場合だと、会社を買った後の中小企業の実態で悪いズレが起きてしまいますので、ここでは中小企業の実態の中で、中小企業のオーナー=作業をしないでお金が入ってくるオーナーではないことを分かりやすくご説明します。
スモール、小さくとも会社を買う=会社のオーナーになるということはあっていますが、いわゆるオーナーとしての存在だけで会社が回っていくかというとそれはまずありません。
中小企業で経営者が何もしない=オーナーとして存在できている会社は本当に少数で、かつ、その会社はとても仕組みなどできた良い会社ということでスモールM&Aでの売りとしては出てくることはなかなかない構図にあるわけです。
オーナーになって、労働をしたくないと思って、スモールM&A、承継型起業を考えているわけではないと思いますが、M&Aをした直後からそれを実現することはまず無理だと思ってほうがいいです。経営者も人手として現場参加していることが圧倒的に多いのが中小企業です。