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専門職など資格者、技能者が必要な会社を買う場合には要注意

スモールM&A、承継型起業で会社を買う場合に、買う会社の事業を行う上で国家資格者が必要な場合や、資格を持った技術者が必要な場合、資格はいらないけど実質的にかなり習得に時間がかかるようなノウハウ、技術が必要な場合にはとても注意が必要です。

資格者がいないといけない場合には、会社を買う際には資格者がいて、その資格者も辞めないですよとなっていても、人というのは時間とともに考えが変わっていつか辞めてしまうリスクが必ずあります。資格者が辞めても、すぐに担保できる、採用できる状況にあれば良いですが、そこまで考え抜けている会社の買い手も少なく、いざ、資格者が辞めるとなって、資格がないと事業が国などの許認可のためにできなくなるということでとても焦る会社がたくさんあります。

資格がいらない場合であっても、実際に相当なノウハウ、技術が必要で、会社を買う際には出来る人がいて、関係も良好なので、ずっと働き続けてくれる前提で買ったものの、すぐに辞めたいとなることなどある意味であるあるです。買った経営者に資格、技術がないことがほとんどですので、会社の生命線になる部分を他人に預けてしまうような構図は基本的にはおススメできません。

Tags: 事業承継
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